古い家のリフォーム方法と費用相場って?不動産コンサルが徹底解説!

スポンサードリンク

当時は新築で購入した家も30年や40年経ってくると、あちこちで欠陥が出てきます。

それ自体は至極当然のことであり、そのまま放置する人もいますが、そのままでは住みにくさを感じる人もいるでしょう。

そういう人はリフォームを考えると思います。

リフォームを考える人の中には、リフォームした後に売却や賃貸として活用する人もいることでしょう。

しかしそこで重要になるのが予算です。

どこをどのように直せばいくらかかるのか、それが分からなければ予算の組みようがありません。

 

そこで今回は古い家のリフォームの方法と、費用について解説していきます。

 

古い家のリフォームの主な事例

古い家というのは総じて、似たようなリフォームになりやすく、事例も多くあります。

そこで最初に古い家でよくあるリフォーム箇所を解説していきます。

 

シロアリによる被害

古い家にありがちなのがシロアリ被害です。

シロアリの被害は、基本的に床下に潜って被害が起こっていないかを確認することができます。

それでも心配ならば専門業者に依頼して診断してもらうようにしましょう。

 

シロアリ被害は、水回り以外の床がギシギシと不安定になると被害にあっている可能性が多く、そうなったら確認するようにしましょう。

診断結果によっては駆除だけで済む場合もありますが、長年シロアリの被害にさらされた家の場合は基礎を直すことになるので、リフォームするしかないケースになることもあります。

 

断熱

古い家には断熱材が入っていないことが多く、冬の窓からの冷えが厳しいと感じる人もいるでしょう。

寒くなる原因として考えられるのが、窓や床、天井や壁で、それぞれ施行方法が変わっていきます。

 

窓からの冷えならば、二重サッシにしたり、断熱効果のある窓ガラスに変えたりします。

壁や天井ならば、断熱材を入れるための工事をしなければならなくなるので、少し費用がかかります。

 

建物のゆがみ

建物のゆがみというのは一見して分かるものもありますが、分かりづらいものもあります。

確認する方法としてはビー玉を床に置いて、自然と転がってしまうのであれば、建物がゆがんで傾いている証拠になります。

原因としては地盤や基礎の劣化、梁や柱などのズレなど複合的に起こっているケースもあり、原因の調査は専門業者に依頼するのがいいでしょう。

 

多少のズレなら住むのに支障はないと考えていても、一度建物が歪んでしまうと、時間をかけてさらに歪んでいくため、危険度が増していきます。

そのため、建物が歪んだのを確認したら、すぐに建築士事務所などの依頼するようにしましょう。

 

旧耐震の建物

旧耐震の建物とは、1981年5月31日以前に建てられた建物のことを指し、これは現在の基準である新耐震基準を満たしていない建物のことを指します。

旧耐震では震度5までの地震に耐えうる構造をしており、新耐震では震度6~7までの地震に耐えうる構造になっているため、耐えられる震度に差が出ています。

 

近年では東日本大震災のような地震以降、震度6を超える地震が頻発しており、旧耐震の建物では倒壊する恐れがあるため、もし自分の家が旧耐震の建物だった場合は早急に新耐震の構造にしたほうがいいでしょう。

スポンサードリンク

 

もし、旧耐震かどうか分からないのであれば、一度耐震診断を受けてみるのも手です。

耐震診断は自治体から補助金制度を用意しているため、自治体に補助金の対象であるかどうかを聞いて、その後依頼をするようにしましょう。

 

建物の老朽化

長年使っている建物というのは、老朽化が起きやすくなっています。

分かりやすい老朽化といえば、雨漏りなどで他にも床下や壁内部の腐食等は中々気づきにくいものです。

また水回りの床がフワフワと浮いた感触になったら、床が腐食しているサインにもなっています。

 

事前診断でもある程度分かるものなのですが、いざリフォームしてみると新たに老朽化した箇所を発見したケースも珍しくありません。

そのため、老朽化を直すのであれば、予算を少し多めに確保しておくのがいいでしょう。

 

リフォームの際の注意点

リフォームをする際には様々な注意点があり、それを覚えて置かなければ、後々トラブルの元となります。

 

容積率と建蔽率

土地には都市計画法によって定められている建築面積の制限があります。

建蔽率は、敷地面積にかかる建物の割合のことを指し、容積率は敷地面積にかかる延べ床面積の割合のことを指します。

例えば、敷地面積100㎡、建蔽率が60%、容積率200%の場合は、建物面積は最大60㎡の延べ床面積200㎡の建物が限度となります。

 

容積率に余裕を持った建築をしている建物ならば、内部リフォームで増築しても問題はありませんが、中には容積率ギリギリの大きさで建てられた建物も存在しており、これでは希望通りのリフォームが難しくなる可能性があります。

そのため、事前に容積率と建蔽率を確認しておき、余裕を持ったリフォーム計画を打ち出すようにしましょう。

容積率と建蔽率は市役所に問い合わせをすれば教えてくれます。

 

耐久性に関わる増設

壁を取り去って二つの部屋を繋げたり、逆に壁を作って部屋を区切るなどの仕切り壁の増減による変更は比較的容易に可能です。

しかし、一部の工法で用いられている、壁で家を支えている場合は、壁を取り去ることで強度が落ちる危険性があり、簡単には出来ません。

他にも耐久壁や柱の除去などのリフォームは、家自体の強度に直接的に関わる可能性があり、建築確認をしなければいけない場合もあります。

そうなってしまうとリフォームにも時間がかかり、すんなりとはいかなくなります。

 

他にも窓や扉の増設も家の強度に影響すると言われています。

というのも、窓や扉の増設は壁に穴をあける行為を行う必要があるため、それによる強度低下を招く可能性があるのです。

 

このように上記の部分の増設を考えている人は、業者の人とよく相談し、強度の確認をしっかりと行うようにしましょう。

 

大がかりなリフォームの場合

例えば階段の改築などの大掛かりなリフォームを行う場合は注意が必要です。

 

階段というのは建築基準法上の主要構造に該当しているため、階段を完全に新しくするといった内容の工事の場合は、建築確認が必要になる場合があります。

他にも主要構造に該当するものは、壁や床、柱や梁などの部分に当たり、この個所の大型里のリフォームを行う際も建築確認が必要になる可能性があります。

 

リフォーム費用について

ここで気になってくるのはリフォーム費用ですが、リフォームと一口に言っても、浴室やキッチンなどでリフォーム費用は変わっていきますし、同じ個所でもリフォームの内容が違えば費用も変わっていきます。

そのため、一概に相場はこれくらいという概算は出来ませんが、大体このくらいの費用がかかるというのは判明していますので、それを見ていきましょう。

 

トイレのリフォームの場合

トイレのリフォームは基本的に大掛かりなリフォームを行う人が少ないため、費用もそこまで高くありません。

大体50万円以下の人が多く、洋式便器から新しい洋式便器への交換の場合はこの価格帯が多いようです。

逆に和式から洋式便器に変える場合は、大掛かりなリフォームをしなければならないため、50万円以上の費用がかかるようです。

 

キッチンのリフォームの場合

キッチンは特に価格帯が湧かれやすくなっておりますが、少なくともトイレのリフォームよりは格段に費用はかかります。

ちょっとしたリフォームの場合は50万円以下に抑えることも可能ですが、例えばシステムキッチンを取り入れたりすると、そのグレードにもよりますが大体50万~100万円近くかかります。

他にもアイランド型のキッチンやオール電化、家によっては給排水の工事が必要の場合は100万円を超えるようです。

 

風呂や浴室のリフォームの場合

風呂やリフォームのリフォームは多くても150万円と考えてだいじょうぶです。

古いユニットバスから新しいユニットバスへの交換は50万円~100万円以下で行うことができます。

しかし浴室全体のリフォームとなると、100万円を超える可能性が高いです。

 

外壁塗装のリフォーム

外壁塗装の場合は、使用する塗料のグレードにより費用が変わっていきます。

安い塗料ならば一坪単価1万円前後に抑えることができ、耐久性が高くグレードの高い物では一坪単価2万円を超えるでしょう。

高いと思うかもしれませんが、耐久性の高いものを選んだほうが将来的なコストパフォーマンスがいいため、出来ることなら耐久性重視で選んだほうがいいでしょう。

 

屋根のリフォーム

屋根のリフォームの多くは塗装です。

塗装も塗料によって価格は変わってきますが、余程高価な塗料を使わない限りは大体100万円以下に抑えることができます。

他にも屋根の交換などといったリフォームもありますが、こちらは既存屋根の撤去費用などの費用に追加されるため100~200万円ほどかかります。

 

リビングフォーム

リビングフォームは内装リフォームなのか間取り変更などを含む大樹部工事なのかで費用が大きく変わっていきます。

例えばクロスのみの交換であれば、1㎡あたり1000~3000円程度です。

間取り変更の場合は、かなり大掛かりなリフォームとなるため、最低でも100万円、さいだいでも300万円程度はかかる可能性があります。

 

安くリフォームするために

出来るだけ費用を抑えたいという思いは皆さんが持っていることでしょう。

リフォーム費用を抑えるためにまず出来ることは、設備や材料のグレードを落とすことです。

無駄なオプションを捨てて、必要最低限の設備だけリフォームをすれば、ある程度費用を抑えることができます。

 

また、屋根と外壁、トイレや風呂などの水回りなどはまとめてリフォームを依頼することにより、安く済む場合があります。

屋根と外壁は工事の時に足場を組む必要があり、2回に分けて行うとその分費用が掛かります。

屋根と外壁を一緒にリフォームすることにより、足場の組み立てを1回で済ますことができ、その分費用を浮かすことができるのです。

 

まとめ

古くなってきた家をリフォームしたいと考える人は多いかと思います。

しかし希望通りのリフォームが出来るかどうかは、その家の構造や法令上の制限を受ける可能性があり、必ずしもそうなるというわけではいけません。

そのため、最低限でもここは直したいという個所を考えて置き、費用や制限に余裕があるのであれば足していくようにしましょう。

また、業者との相談を頻繁に行うことにより、トラブルを防ぐようにしましょう。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です